Last Updated: 2025.10.8
Apoptosis inhibitor of macrophage(AIM/CD5L)は線維柱帯細胞の貪食能促進を介して眼圧下降に寄与する.
受付:2024年1月24日 受理:2025年2月27日中心性漿液性脈絡網膜症には光線力学的療法が有効だが,網膜障害が強い患者では視力低下や視力不良の割合が増える.これらは治療前の光干渉断層計や矯正視力で予測できる.
受付:2025年3月5日 受理:2025年5月12日アドレノメデュリン2は血管透過性や酸化ストレス抑制作用に加えて,抗炎症作用や線維化抑制などを介して,新生血管型加齢黄斑変性の病態を改善させることを明らかにした.
受付:2025年3月8日 受理:2025年5月30日RDH5関連白点状眼底においてドナリエラ治療は網膜電図の振幅を低下させた.レチノイドサイクルに関連する遺伝性網膜疾患において9-cis-retinalの新たな動態が示唆された.
受付:2025年3月27日 受理:2025年5月23日黄斑円孔における術前後の網膜上異常組織をEn face OCTで評価し,術前の網膜上異常組織は2種類に分類できること,内境界膜剥離が網膜上異常組織を誘発することを明らかにした.
受付:2025年4月1日 受理:2025年5月23日スマートフォンで前眼部画像を撮影する場合には,カラーチャートと共に撮影し,さらにスマートフォンの特性を考慮した色補正を行うことが重要である.
受付:2025年1月6日 受理:2025年6月3日2024年初めの調査では,回答のあった66施設の過半数が注射前後とも抗菌点眼薬を使用しており,ほぼすべての施設が注射前にヨード系消毒薬を用いて眼表面の消毒を行っていた.
受付:2025年1月22日 受理:2025年6月3日先天外眼筋肥厚による進行性斜視に早期手術が有効であった.MRIが本疾患と外眼筋線維症などの鑑別に有用である.
受付:2025年2月18日 受理:2025年6月19日若年女性の視神経乳頭血管異常を経過観察中に網膜中心静脈閉塞症を発症し,精査で腎細胞癌が判明した.腎摘出後,異常所見は改善し,癌による血栓形成が原因と考えられた.
受付:2025年3月26日 受理:2025年6月16日白内障手術後の創口感染が疑われた症例に対して全層角膜移植術を施行した2例を経験したので報告する.
受付:2025年4月4日 受理:2025年6月3日真菌性角膜炎の疑われる培養陰性例に対し,ITS領域のシーケンスおよびBLAST解析による診断補助手法を検討し,既報において角膜炎を生じうる菌種推定の結果が得られた.
受付:2025年2月5日 受理:2025年7月24日iStentは一般的に前房出血の合併症が少ないとされているが,著明な前房出血を来した2例を経験したので報告する.
受付:2025年2月17日 受理:2025年7月8日我々は多発血管炎性肉芽腫症によって左眼に過去に報告のない網膜動脈分枝閉塞症と前部虚血性視神経症の合併を発症した75歳の患者を経験したので報告する.
受付:2025年3月24日 受理:2025年7月8日山根式フランジ法眼内レンズ強膜内固定術を用いることにより,Marfan症候群患者においても安全に水晶体合併症の治療を行うことが可能であった.
受付:2025年4月3日 受理:2025年8月4日乳幼児重症眼疾患の発見契機,受診経路と初診時期を調査し,早期発見への課題を検討する.
受付:2025年1月14日 受理:2025年8月25日網膜静脈分枝閉塞症に伴う黄斑浮腫に対するラニビズマブ硝子体内注射後の24か月間の視機能予後は良好であったが,炎症の持続する症例では遷延する可能性がある.
受付:2025年4月12日 受理:2025年8月19日日本人の緑内障眼では正常眼と比較して,より大きい乳頭面積,菲薄化した乳頭周囲脈絡膜や篩状板前組織,および後弯した乳頭周囲強膜を認めた.
受付:2025年4月22日 受理:2025年8月12日比較的予後良好とされる眼窩MALTリンパ腫は片側に発症しやすいが,治療後に対側に再燃する症例があることに留意する必要がある
受付:2025年6月5日 受理:2025年8月12日光干渉断層法のGCCによる緑内障進行判定をトレンド・イベント解析で行った結果,日常的に用いやすい指標として年あたり2µmの減少が目安となることが示唆された.
受付:2025年6月13日 受理:2025年8月18日線維柱帯切除術や緑内障チューブシャント手術などの濾過手術後に網膜剝離が発症することがある.過去10年間に経験した症例の特徴,頻度および治療経過を検討した.
受付:2025年6月2日 受理:2025年9月2日Usher症候群3例に移行期支援を行った.患者の理解や自立を促進するためには,早期の病名告知と,医療・教育・福祉の連携による包括的な支援が重要である.
受付:2025年7月7日 受理:2025年9月5日患者ファーストの観点から,糖尿病による視覚障害の克服のため,難治性糖尿病網膜症,黄斑浮腫に対する最良の治療戦略,虚血網膜の縮小を可能とする創薬を提唱する.
受付:2025年8月14日 受理:2025年9月16日公益財団法人日本眼科学会
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