Last Updated: 2024.7.19
角膜沈着物を擦過・採取し,赤外分光分析により成分分析を行った8例8眼を対象とし,8眼のうち6眼で成分分析可能であった.成分が判明して病態が分かれば,治療や再発防止に役立つ可能性が示された.
受付:2023年9月25日 受理:2024年2月9日 https://doi.org/10.60330/nggz-2024-008結膜弛緩症(単純型;円蓋部挙上型)369例369眼の手術成績は症状(改善率: 94%;90%),他覚所見(有意な改善:共にp<0.0001)共に良好であった.
受付:2023年9月21日 受理:2024年2月15日 https://doi.org/10.60330/nggz-2024-009難治性眼表面疾患(Stevens-Johnson症候群,眼類天疱瘡,化学外傷,熱外傷)に伴う眼瞼の異常の特徴および,眼瞼の異常に対する手術治療を検討した.
受付:2023年12月13日 受理:2024年2月15日小児のEBウイルス感染症に伴い,急性涙嚢炎様症状を呈し,保存的治療のみで治癒した症例を本邦で初めて報告する.
受付:2023年11月27日 受理:2024年2月26日 https://doi.org/10.60330/nggz-2024-011虹彩分離症には閉塞隅角緑内障を併発することが多いとされているが,今回,虹彩への色素沈着が主因の続発開放隅角緑内障と診断した1例を経験したので報告する.
受付:2023年11月8日 受理:2024年2月28日 https://doi.org/10.60330/nggz-2024-012未治療滲出型加齢黄斑変性に対するブロルシズマブとアフリベルセプトの1年後最高矯正視力の変化量とDry率を比較したので報告する.
受付:2023年11月30日 受理:2024年2月28日前眼部光干渉断層計で計測された水晶体前面曲率半径は隅角指標と相関を認めた.狭隅角眼には水晶体の位置のみならず水晶体形状にも一定の変化が生じている可能性が示された.
受付:2023年11月30日 受理:2024年3月18日眼幹細胞由来の眼オルガノイドを用いた,眼内における免疫細胞ミクログリアの局所発生の可能性とその起源の検討.
受付:2024年2月27日 受理:2024年3月26日京都府内における矯正視力不良児童の割合を調査した.協力88校の小学生26081人のうち,矯正視力不良児童は179人(0.69%)で,視覚支援を受けていた児童は15人であった.
受付:2023年11月24日 受理:2024年3月27日剪定中の受傷を契機に左眼の強膜炎を発症し,治療中を行うも最終的に眼球内容除去に至った.術中検体よりNocardia arthritidisが検出されノカルジア強膜炎の診断に至った一例.
受付:2023年9月25日 受理:2024年4月4日ぶどう膜悪性黒色腫は成人の代表的な眼内悪性腫瘍だが炎症を伴うことは稀である. 今回我々はYAG レーザー後に眼内炎様の所見を呈し, 眼球摘出術に至った1例を報告する.
受付:2024年1月18日 受理:2024年4月12日網膜色素変性では黄斑病変を合併することがあるが,網膜分離は報告が乏しい.我々は網膜分離を契機にRHO変異網膜色素変性と診断された1例を経験したので報告する.
受付:2023年11月29日 受理:2024年4月25日自己対照ケースシリーズ研究は,時間非依存性交絡因子が自動的に調整される特長を有する.本手法を用いCOVID-19ワクチン接種と眼有害事象の因果関係を検討する.
受付:2024年3月18日 受理:2024年4月25日COVID-19の流行に伴い京都府立医科大学附属病院の眼科救急受診数は減少したが,RRDにおける黄斑剥離と増殖硝子体網膜症の割合に変化はなかった.
受付:2023年10月31日 受理:2024年4月26日片眼の結膜に限局性の隆起性病変を生じたRosai-Dorfman病の症例を報告する.病変の外科的切除及び切除部への遊離結膜弁の移植が効果的であった.
受付:2023年12月26日 受理:2024年4月26日強膜による脈絡膜循環への影響は,CSC及びpachychoroid 関連疾患の新たな病態理解と,病態に即した疾患予防,及び治療戦略の一助となりうると考えられた.
受付:2024年3月28日 受理:2024年5月28日KCNJ13遺伝子が欠損した網膜色素上皮細胞を解析し,網膜色素上皮細胞の貪食能や酸化ストレス耐性の低下がレーバー先天盲16型の病態に関与する可能性が示唆された.
受付:2024年3月28日 受理:2024年6月18日悪性緑内障に対してIrido-Zounulo-Hyaloid Vitrectomyは有効な治療法である.
受付:2024年3月26日 受理:2024年6月28日公益財団法人日本眼科学会
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