Last Updated: 2024.3.13
茸状の結膜化膿性肉芽腫を経験した.血管腫小葉の位置,潰瘍,フィブリン層の被覆の有無で傘部と茎部の臨床所見が変容し,診断や治療方針の決定が困難であった.
受付:2023年6月29日 受理:2023年10月12日有水晶体眼内レンズ挿入術後,前眼部光干渉断層計の隅角指標は一様に隅角狭小化の傾向を示し,ハプティック部近傍と離れた部位での変化に有意差はなかった.
受付:2023年7月21日 受理:2023年10月12日遺伝性網膜ジストロフィの遺伝子診断を遺伝子パネル検査を用いて実施した.遺伝カウンセリングとエキスパートパネルが臨床有益性のある検査フロー構築に役立った.
受付:2023年8月24日 受理:2023年10月16日無虹彩症の診療ガイドラインは一定の評価を得ているが,認知度は3分の2にとどまっていた.調査結果をもとに,今後さらなる普及啓発や改訂を行いたいと考えている.
受付:2023年8月16日 受理:2023年10月19日トリアムシノロンアセトニド後部テノン嚢下注射により一度炎症が改善傾向となった後,炎症が再燃したブロルシズマブ関連眼内炎症の2例を経験した.
受付:2023年6月21日 受理:2023年10月24日片眼性ERMの両眼開放下の変視は,患眼の変視が高度な場合に自覚される.患眼に硝子体手術を行うと両眼開放下の変視は減少し,立体視も改善することが明らかとなった.
受付:2023年8月9日 受理:2023年10月31日滲出型加齢黄斑変性(nAMD)への抗VEGF薬で加療中にファリシマブにスイッチした症例の短期治療成績について報告する.
受付:2023年8月21日 受理:2023年10月31日滲出型加齢黄斑変性(eAMD)に対する抗VEGF薬のバイオシミラーであるラニビズマブBSが初めて認可された.eAMDに対するラニビズマブBS硝子体内注射の短期治療成績について報告する.
受付:2023年8月18日 受理:2023年11月13日機械学習による前眼部像のSegmentationを用いて翼状片の重症度を自動判別し,その有効性を検討した.
受付:2023年5月12日 受理:2023年11月13日網膜疾患によって視機能が低下した患者に転換性障害が合併し,視機能が著しく低下した3症例を報告した.
受付:2023年8月10日 受理:2023年11月13日手帳の視野障害評価でゴールドマン視野計とハンフリー自動視野計(HFA)を比較すると,網膜色素変性と視神経疾患は緑内障よりHFAで等級が有意に軽症となった.
受付:2023年7月4日 受理:2023年11月16日メトトレキセート内服中にサイトメガロウイルス網膜炎を発症後,抗ウイルス治療により治癒していた.しかし、炎症の再燃があり精査により眼内悪性リンパ腫の診断に至った.
受付:2023年6月19日 受理:2023年11月22日東京都で出生した超低出生体重(ELBW)児の発症率及び治療について報告する.
受付:2023年8月28日 受理:2023年11月22日ウエブ調査を通じてアイフレイルセルフチェックリストの検証を行った.構成概念妥当性や内的整合性が示され,チェックリストの妥当性と信頼性を示すことができた.
受付:2023年10月18日 受理:2023年12月5日nAMDに対する抗VEGF療法(3+PRN)の6年目の視力維持率は79.7%であった.tAMDのうちPachychoroid群において良好な視力が維持された.
受付:2023年7月21日 受理:2023年12月22日視覚形成に重要な網膜・脈絡膜に生じる加齢性変化に関する摘出眼および生体内画像解析等の知見をまとめ,基礎研究で示された老化のメカニズムの一端を述べる.
受付:2023年10月19日 受理:2023年12月22日白内障患者の視機能評価ツールであるCatquest-9SF questionnaireの日本語版を作成し,その妥当性の検証を行った.Rasch分析を用いて解析を行った結果,妥当性が示された.
受付:2023年10月16日 受理:2024年1月15日Fuchs虹彩異色性虹彩毛様体炎と臨床診断された症例の眼内風疹ウイルス抗体率を検討したところ高値であり,本症に風疹ウイルスの関与が改めて示唆された.
受付:2023年8月28日 受理:2024年1月15日強度近視や緑内障に伴う乳頭の形態変化は報告がある.我々は既報とは異なる篩状板前組織周辺に大きな間隙を認めた無症候性の強度近視を伴う落屑緑内障の1例を経験した.
受付:2023年8月2日 受理:2024年1月17日分節トーリック眼内レンズのメーカー提供カリキュレーターにケラト値を代入し計算すると乱視矯正の誤差が大きく,角膜全屈折力TKの代入かBarrett式の方が正確である.
受付:2023年10月31日 受理:2024年1月19日国内の38施設にアンケートを実施したところ,線維柱帯切除術単独の周術期の抗菌薬使用及び術中の術野洗浄に関しては施設間で差が大きいことが明らかとなった.
受付:2023年11月10日 受理:2024年1月23日全身化学療法では病勢コントロールが不十分であったPh+ALLの眼内浸潤に対してMTXの硝子体内投与が有効であった症例を経験したので報告する.
受付:2023年10月16日 受理:2024年1月24日2歳児の深在性眼窩腫瘍に対して経眼窩縁アプロ―チによる摘出術(Krönlein手術)を施行し,病理組織検査より軟毛嚢腫の診断に至った稀な1例の症例報告.
受付:2023年11月27日 受理:2024年1月24日角膜沈着物を擦過・採取し,赤外分光分析により成分分析を行った8例8眼を対象とし,8眼のうち6眼で成分分析可能であった.成分が判明して病態が分かれば,治療や再発防止に役立つ可能性が示された.
受付:2023年9月25日 受理:2024年2月9日結膜弛緩症(単純型;円蓋部挙上型)369例369眼の手術成績は症状(改善率: 94%;90%),他覚所見(有意な改善:共にp<0.0001)共に良好であった.
受付:2023年9月21日 受理:2024年2月15日難治性眼表面疾患(Stevens-Johnson症候群,眼類天疱瘡,化学外傷,熱外傷)に伴う眼瞼の異常の特徴および,眼瞼の異常に対する手術治療を検討した.
受付:2023年12月13日 受理:2024年2月15日虹彩分離症には閉塞隅角緑内障を併発することが多いとされているが,今回,虹彩への色素沈着が主因の続発開放隅角緑内障と診断した1例を経験したので報告する.
受付:2023年11月8日 受理:2024年2月28日未治療滲出型加齢黄斑変性に対するブロルシズマブとアフリベルセプトの1年後最高矯正視力の変化量とDry率を比較したので報告する.
受付:2023年11月30日 受理:2024年2月28日公益財団法人日本眼科学会
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