Last Updated: 2025.2.7
眼外病変生検で診断された脈絡膜MALTリンパ腫がリツキシマブ単剤投与により,長期緩解と視力改善を維持できた1例.
受付:2024年6月19日 受理:2024年10月11日7年の自然経過でポリープ状脈絡膜血管症(PCV)へ進展したパキコロイド新生血管症(PNV)を経験した.PNVとPCVが同一スペクトラム上の疾患であることが示唆された.
受付:2024年10月1日 受理:2024年10月24日多能性幹細胞由来網膜オルガノイドを用いた視機能再建への挑戦を課題とした臨床研究までの背景,臨床研究の経過,そして次世代移植組織を用いた次の臨床研究についての総論.
受付:2024年10月4日 受理:2024年10月24日瞼球癒着に対する羊膜移植を併用した結膜嚢再建術後の予後について検討した.年齢,角膜上皮幹細胞疲弊症,術前瞼球癒着スコアと結膜嚢癒着スコアが再発と関係していた.
受付:2024年8月14日 受理:2024年11月1日トラベクロトミー眼内法後に眼圧再上昇をきたした落屑緑内障に対して,2度の追加µフックトラベクロトミーを行い眼圧下降が得られた2症例についての報告.
受付:2024年8月14日 受理:2024年11月1日国内外のアイバンクのスタッフ数や同意取得・摘出ルールに大きな差はなかった.国内アイバンクは改善の余地があると考えられた.
受付:2024年8月8日 受理:2024年11月6日斜視治療は小児では両眼視機能獲得を目的とし,高齢者では複視のない両眼視機能の維持が目標となる.眼科医が知っておくべき斜視学の発展と今後の課題を述べる.
受付:2024年11月1日 受理:2024年11月6日裂孔原性網膜剥離眼の剥離部位と非剥離部位の血管密度の違いと形態変化の関連を調べた.術後の短縮した網膜外層の回復に網膜深層の血流が関連していると考えられた.
受付:2024年8月21日 受理:2024年11月7日COVID-19流行前後では,流行後に視神経炎が増加しており,そのなかでも抗MOG抗体陽性視神経炎の割合が増加していた.ワクチンや感染により抗体陽性視神経炎が増加したと考えられる.
受付:2024年8月23日 受理:2024年11月7日光と生物の相互作用の理解に基づき取り組んだ,光受容器である網膜の代謝応答,光環境の眼屈折系へ与える影響,光遺伝学を用いた視覚再生に関する我々の研究成果を論じる.
受付:2024年10月8日 受理:2024年11月13日光線力学療法後急性滲出性黄斑症の発症には高齢であることと病型が関連しており併用療法やスポットサイズなどの要因は関連しない可能性がある.
受付:2024年8月14日 受理:2024年11月19日抗VEGF薬硝子体注射における周術期抗菌薬点眼の反復予防投与は,結膜のみならず鼻腔の常在表皮ブドウ球菌のキノロン系抗菌薬に対する感受性を低下させる.
受付:2024年9月12日 受理:2024年11月19日トラベクロトミー(眼内法)術後には,眼圧非依存性に角膜が軟化し,空気噴霧により大きく深く変形しやすくなるが、その程度は白内障手術の併施の有無にかかわらず同等である.
受付:2024年9月17日 受理:2024年11月19日学童の近視有病率と近視関連因子について都市部と農村部で比較した.近視有病率に地域差を認めなかった.農村部で戸外活動が短いため地域差を認めなかったことが考えられた.
受付:2024年6月11日 受理:2024年11月22日医療放射線業務従事者に対し水晶体徹照カメラを用いて精密検査を行った.各対象者の水晶体実効線量は基準より低い値であったが,白内障のリスクが高いことが示唆された.
受付:2024年8月14日 受理:2024年11月22日広義原発開放隅角緑内障患者において乳頭黄斑線維厚は中心視野と強い相関関係を示し,中心視野評価に有用であることが明らかになった.
受付:2024年8月23日 受理:2024年11月22日本総説では,著者が歩んできた研究の軌跡を振り返りつつ,幹細胞研究および再生医療におけるこれまでの成果を紹介する.
受付:2024年12月19日 受理:2024年12月23日斜視手術は健康関連生活の質を改善.近年,成人や内斜視が増加.Sagging eye syndromeは加齢性斜視の代表疾患で上眼瞼の陥凹と低body mass indexが診断に有効.眼球運動が緑内障の発症・進行に関与を示唆.
受付:2024年12月19日 受理:2024年12月30日病理組織学的診断が得られた涙丘部腫瘍36例42眼の患者背景と病理組織型について報告する.
受付:2024年8月28日 受理:2025年1月8日落屑緑内障に対するPreserFlo Microshunt後に大量の前房出血を認め,硝子体腔へ波及した.硝子体手術を施行した後も濾過胞と眼圧は維持された.
受付:2024年11月25日 受理:2025年1月15日硝子体手術による特発性黄斑上膜の治療では,術前の変視の程度が術後の視覚関連QOLに影響を与える重要な因子であることを明らかにした.術前の変視量の評価は術後視覚関連QOLの予測因子となり得る.
受付:2024年9月3日 受理:2025年1月21日公益財団法人日本眼科学会
〒101-8346
東京都千代田区神田猿楽町
2-4-11-402
電話 03-3295-2360
Fax 03-3293-9384
URL http://www.nichigan.or.jp/
2759-0569(オンライン)
0029-0203(冊子版)
第1号(毎年1月10日刊行)・第5号(毎年5月10日刊行)では、作業期間が年末年始・大型連休と重なる都合上、更新日が刊行日よりも遅れる場合がございます。