Last Updated: 2025.3.11
眼外病変生検で診断された脈絡膜MALTリンパ腫がリツキシマブ単剤投与により,長期緩解と視力改善を維持できた1例.
受付:2024年6月19日 受理:2024年10月11日 https://doi.org/10.60330/nggz-2024-0487年の自然経過でポリープ状脈絡膜血管症(PCV)へ進展したパキコロイド新生血管症(PNV)を経験した.PNVとPCVが同一スペクトラム上の疾患であることが示唆された.
受付:2024年10月1日 受理:2024年10月24日 https://doi.org/10.60330/nggz-2024-052瞼球癒着に対する羊膜移植を併用した結膜嚢再建術後の予後について検討した.年齢,角膜上皮幹細胞疲弊症,術前瞼球癒着スコアと結膜嚢癒着スコアが再発と関係していた.
受付:2024年8月14日 受理:2024年11月1日 https://doi.org/10.60330/nggz-2024-054トラベクロトミー眼内法後に眼圧再上昇をきたした落屑緑内障に対して,2度の追加µフックトラベクロトミーを行い眼圧下降が得られた2症例についての報告.
受付:2024年8月14日 受理:2024年11月1日 https://doi.org/10.60330/nggz-2024-055国内外のアイバンクのスタッフ数や同意取得・摘出ルールに大きな差はなかった.国内アイバンクは改善の余地があると考えられた.
受付:2024年8月8日 受理:2024年11月6日 https://doi.org/10.60330/nggz-2024-056裂孔原性網膜剥離眼の剥離部位と非剥離部位の血管密度の違いと形態変化の関連を調べた.術後の短縮した網膜外層の回復に網膜深層の血流が関連していると考えられた.
受付:2024年8月21日 受理:2024年11月7日 https://doi.org/10.60330/nggz-2024-059COVID-19流行前後では,流行後に視神経炎が増加しており,そのなかでも抗MOG抗体陽性視神経炎の割合が増加していた.ワクチンや感染により抗体陽性視神経炎が増加したと考えられる.
受付:2024年8月23日 受理:2024年11月7日 https://doi.org/10.60330/nggz-2024-058光線力学療法後急性滲出性黄斑症の発症には高齢であることと病型が関連しており併用療法やスポットサイズなどの要因は関連しない可能性がある.
受付:2024年8月14日 受理:2024年11月19日抗VEGF薬硝子体注射における周術期抗菌薬点眼の反復予防投与は,結膜のみならず鼻腔の常在表皮ブドウ球菌のキノロン系抗菌薬に対する感受性を低下させる.
受付:2024年9月12日 受理:2024年11月19日トラベクロトミー(眼内法)術後には,眼圧非依存性に角膜が軟化し,空気噴霧により大きく深く変形しやすくなるが、その程度は白内障手術の併施の有無にかかわらず同等である.
受付:2024年9月17日 受理:2024年11月19日学童の近視有病率と近視関連因子について都市部と農村部で比較した.近視有病率に地域差を認めなかった.農村部で戸外活動が短いため地域差を認めなかったことが考えられた.
受付:2024年6月11日 受理:2024年11月22日医療放射線業務従事者に対し水晶体徹照カメラを用いて精密検査を行った.各対象者の水晶体実効線量は基準より低い値であったが,白内障のリスクが高いことが示唆された.
受付:2024年8月14日 受理:2024年11月22日広義原発開放隅角緑内障患者において乳頭黄斑線維厚は中心視野と強い相関関係を示し,中心視野評価に有用であることが明らかになった.
受付:2024年8月23日 受理:2024年11月22日病理組織学的診断が得られた涙丘部腫瘍36例42眼の患者背景と病理組織型について報告する.
受付:2024年8月28日 受理:2025年1月8日落屑緑内障に対するPreserFlo Microshunt後に大量の前房出血を認め,硝子体腔へ波及した.硝子体手術を施行した後も濾過胞と眼圧は維持された.
受付:2024年11月25日 受理:2025年1月15日硝子体手術による特発性黄斑上膜の治療では,術前の変視の程度が術後の視覚関連QOLに影響を与える重要な因子であることを明らかにした.術前の変視量の評価は術後視覚関連QOLの予測因子となり得る.
受付:2024年9月3日 受理:2025年1月21日発症早期に原発腫瘍摘出とステロイド治療が施行され,視機能が比較的良好に保持された胸腺腫合併の悪性腫瘍随伴網膜症を経験したため,これを報告する.
受付:2024年10月30日 受理:2025年2月6日免疫不全や外傷,薬物乱用の既往がない健常若年女性に発症した虹彩真菌膿瘍で,診断,治療に難渋しつつも病巣切除と術後のステロイド加療が奏功した一例を報告する.
受付:2024年12月12日 受理:2025年2月7日ブロルシズマブ投与後の血管閉塞にて著明な視力低下を来した透析患者の糖尿病黄斑浮腫の症例を経験したので報告する.
受付:2024年10月2日 受理:2025年2月20日硝子体生検を契機に診断され,本人および一親等親族のTTRバリアント同定に至った硝子体アミロイドーシスの一例.
受付:2025年1月21日 受理:2025年2月21日Apoptosis inhibitor of macrophage(AIM/CD5L)は線維柱帯細胞の貪食能促進を介して眼圧下降に寄与する.
受付:2024年1月24日 受理:2025年2月27日老視用角膜インレー除去後の角膜混濁,除去前後の屈折度,平均角膜屈折力の変化について検討した.老視用角膜インレー除去後には輪状の角膜混濁が残存し,屈折変化が起こる.
受付:2024年10月9日 受理:2025年3月6日水晶体前面曲率半径を指標としたZinn小帯脆弱スクリーニングの精度を検証したので報告する.
受付:2024年12月13日 受理:2025年3月7日公益財団法人日本眼科学会
〒101-8346
東京都千代田区神田猿楽町
2-4-11-402
電話 03-3295-2360
Fax 03-3293-9384
URL http://www.nichigan.or.jp/
2759-0569(オンライン)
0029-0203(冊子版)
第1号(毎年1月10日刊行)・第5号(毎年5月10日刊行)では、作業期間が年末年始・大型連休と重なる都合上、更新日が刊行日よりも遅れる場合がございます。